坂戸市の食育の取組
坂戸市では、平成20年度に「坂戸市食育推進計画」を策定し、各部署でさまざまな食育の実践活動に取り組んできました。
坂戸市が目指す食育
坂戸市食育推進計画
平成17年に制定された食育基本法により、市全体で食育を進めるために、市民会議や食育推進協議会(現坂戸市健康なまちづくり審議会)等と検討を重ね、平成20年度に「食育推進計画」を策定しました。
平成26年度からは、坂戸市食育推進計画と坂戸市健康増進計画を合わせた『第2次坂戸市健康なまちづくり計画』として、8つの重点目標を設定し様々な施策を推進しています。
坂戸市食育推進計画(第2次坂戸市健康なまちづくり計画書から抜粋)[4.69MB pdfファイル]
目指す姿『楽しくかしこく食べて健康な心と身体を育む』
- 重点目標1 朝食を毎日食べている20歳代の市民を増やす
現状値58.2%→目標値65% - 重点目標2 主食・主菜・副菜のそろった食事を1日2回以上とっている市民を増やす
現状値78.1%→目標値85% - 重点目標3 塩分をとりすぎないようにしている市民を増やす
現状値74.4%→目標値80% - 重点目標4 よく噛んで食べている市民を増やす
現状値78.4%→目標値85% - 重点目標5 自分で手作りの食事を準備できる市民を増やす
現状値82.7%→目標値90% - 重点目標6 日々の食事が動植物の命や自然の恵みによって成り立っていることをいつも感じる市民を増やす
現状値33.7%→目標値50% - 重点目標7 家族や友人と食事をする日が週6回以上ある市民を増やす
現状値73.2%→目標値80% - 重点目標8 坂戸産の食材を利用している市民を増やす
現状値55.2%→目標値65%
第2次坂戸市食育推進計画目標一覧[58KB pdfファイル]
食育推進計画策定まで
食育推進計画の策定にあたっては、以下のような話合いが行われました。
食育の取組
平成30年度の取組
平成29年度の取組
平成28年度の取組
平成27年度の取組
平成26年度の取組
平成25年度の取組
各種事業の様子
坂戸市で行っている食育事業の一部を写真でご紹介します。
わくわくモーモースクール(学校教育課)
プロに学ぼう!味玉おにぎり&草もち教室」(市民生活課)
プロに学ぼう!中華料理(市民生活課)
地元野菜を使った給食(教育総務課)
食改「伝達クッキング」(市民健康センター)
食と健康のプランニングセミナー(市民生活課)
協力団体等
坂戸市健康なまちづくり審議会(食育推進部会)
平成20年度に、学識経験者をはじめ、食の専門家や市民を委員とした、食育推進協議会を設置しました。坂戸市の食育の実践活動に向けて積極的な意見交換を行い、討議を重ねた意見を計画に反映させています。
なお、平成26年度からは、食育推進協議会は坂戸市健康なまちづくり審議会(食育推進部会)として再編されています。
市民みんなの健康づくりサポーター「元気にし隊」(リンク)
元気にし隊は、平成16年度から活動している、市民ボランティア団体です。
第2次坂戸市健康なまちづくり計画に基づいて、市と協働で健康づくりを推進しています。食育・運動・歯科保健・心の健康(社会参加)のグループに分かれ、それぞれのグループで様々な活動を行っています。
『食育推進ボランティア表彰』で「内閣府特命担当大臣表彰」を受賞
平成22年6月12日、長年の健康づくりへの取組が評価され、内閣府から『食育推進ボランティア表彰』で「内閣府特命担当大臣表彰」を受賞しました。特に「若い世代への朝ごはん摂取運動」を推進し、坂戸市版の食事バランスガイドを活用しながら食の大切さを伝えるほか、市内保育園や学童保育所のおやつとして導入されている「さかど葉酸かムりんとう」を市と協働で開発するなど、食に対する意識の向上に尽くしています。
食育推進全国大会の表彰式にて(前列右から2番目が元気にし隊メンバーの小林さん)
内閣府特命担当大臣より表彰を受ける
坂戸市市食生活改善推進員協議会(リンク)
坂戸市在住の食生活改善推進員で構成された、無報酬のボランティア組織です。会員相互の連絡を密にして、その活動の振興を図り、栄養及び食生活改善を通じて、地域の健康増進に寄与することを目的としています。