ナガエツルノゲイトウにご注意ください
特定外来生物に指定されているナガエツルノゲイトウの発生が、坂戸市内の水田でも確認されました。
本草は主に水辺で生育する多年草で、繁殖力・再生力が強く、駆除が困難であることから、農業への影響が心配され、まん延防止のためには早期発見・早期駆除が重要になります。
生産者のみなさまへお願い
生産者向けチラシ(水田:秋編) [PDFファイル/980KB]
ナガエツルノゲイトウを防ぐために
- 収穫前に水田を観察し、発生がないか十分に注意
- 発生地域では、収穫後すぐに耕うんしない
ナガエツルノゲイトウは、拡大力、再生力が非常に強く、断片からも再生するため、粘り強い対応が必要です。
刈払い機等による機械除草は行わない
刈り払いによって断片が農地に拡散する恐れがあるため、定着が見られる畦畔では除草剤中心の管理を行います。
除草剤による処理
水田内、畦畔で使用可能な除草剤を使用し防除を行います。
抜き取り・剥ぎ取りによる駆除
生育初期に除去することが有効です。断片が残らないように駆除作業を行い、周囲に流出しないように密閉し、その場で枯らすか、焼却処分場で処分します。
※ ナガエツルノゲイトウは特定外来生物に指定されているため、飼養・栽培・保管・運搬は禁じられていますが、小規模な防除の場合、防除目的の運搬は事前に防除の内容等を公表すれば可能(ただし農業を営むに当たって行う防除の場合の公表は不要)。
水田内への侵入阻止
農業水利施設は、水路を介して農地と繋がることから、給水口にネット等(4ミリメートル目合)を取り付け、侵入を防止します。
水路管理者のみなさまへお願い
関連情報
- 外来植物にご注意ください(坂戸市環境政策課)
- 埼玉県農産物安全課のホームページ
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0907/nb/nagaethurunogeitou.html<外部リンク>