インフルエンザの流行期に入りました
埼玉県報道発表資料(埼玉県作成) [PDFファイル/202KB]
埼玉県感染症発生動向調査による県内医療機関(定点)からのインフルエンザの報告数が、本年第39週(令和7年9月22日から9月28日)に、1定点当たり1.43人となり、流行開始の目安である1.00人を超えました。
外出後の手洗い、うがいとともに、十分な休養をとり、感染予防を心がけましょう。
また、体調がすぐれない時は、医療機関に電話で相談の上、早めに受診してください。
埼玉県の流行状況(インフルエンザ流行情報)
埼玉県感染症情報センターが、定期医療機関の情報を元に埼玉県内の感染症の流行状況を毎週お知らせしています。
埼玉県感染症情報 ホームページ<外部リンク>
インフルエンザとは?
「インフルエンザ」とは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。
主な感染経路はせきやくしゃみの際に口から発生する小さな水滴(飛沫)による飛沫感染です。
38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛等、全身症状が突然現れます。併せて、普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、せきなどの症状も見られます。乳幼児では急性脳症を、高齢者や免疫力が低下している方では肺炎を伴う等、重症になることがあります。
インフルエンザを広げないために
咳エチケットを励行しましょう!
インフルエンザは、主に飛沫感染であるため、飛沫を浴びないようにすればインフルエンザに感染する機会は大きく減少します。
普段からマスクの着用等咳エチケットを守ることを心掛けてください。
外出後は手洗いをしましょう!
流水・石鹸による手洗いは、手指など体についたインフルエンザウイルスを物理的に除くために有効な方法です。アルコールによる消毒も効果的です。
適度な湿度を保持しましょう!
空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50%~60%)を保つことが効果的です。
十分な休養とバランスのとれた栄養を摂取しましょう!
体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を日ごろから心掛けましょう。
人混みや繁華街への外出を控えましょう!
インフルエンザが流行している時期は、高齢者や基礎疾患のある方、妊婦、疲労気味・睡眠不測の方や、人混みや繁華街への外出を控えましょう。
感染力のある期間は休養しましょう!
インフルエンザは、発症してから約1週間、ウイルスが排出され、他の人に感染させる可能性があります。特に乳幼児や免疫力の低下している方では、ウイルスを排出する期間が少し長くなる場合があります。インフルエンザにかかった場合は、ゆっくり休み、人に会う機会を減らしましょう。
なお、学校保健安全法では「発症した後5日を経過し、かつ、熱が下がった翌日から2日(幼児にあたっては3日)を経過するまで」を出席停止期間の基準としています。
予防接種を受けましょう!
インフルエンザワクチンの接種により重症化を予防することができます。
坂戸市におけるインフルエンザワクチンの定期接種について
お子さんや高齢の方の予防接種費用の助成または無料化を行っています。
詳しくは下記リンクをご覧ください。