北海道・三陸沖後発地震注意情報を受けて市民、事業者の皆さんへのお願い
令和7年12月8日(月曜日)23時15分頃に青森県東方沖を震源とするマグニチュード7,5の地震が発生したことを受け、気象庁は12月9日(火曜日)2時00分に「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表しました。
北海道・三陸沖後発地震注意情報とは(以下気象庁ホームページより抜粋)
「北海道・三陸沖後発地震注意情報」は、北海道の根室沖から東北地方の三陸沖の巨大地震の想定震源域やその周辺でMw7.0以上の地震が発生し、大規模地震の発生可能性が平常時より相対的に高まっている際に発表される情報です。この情報は、後発地震の発生時期や場所・規模を確度高く予測する情報ではなく、ましてや発生を予知する情報でもありません。また、大規模地震の発生可能性が平常時より相対的に高まっていると言っても、後発地震が発生しない場合の方が多いこと、その一方、防災対応を呼びかける1週間が経過した後も大規模地震が発生する可能性があることなど、極めて不確実性が高い情報です。
このような背景を持つものの、「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表するのは、過去の大規模地震が後発地震として発生している事例が知られているからであり、たとえ不確実性が高くとも警戒レベルを上げることで被害軽減を図ることができると考えられるからです。
突発的に発生する地震への日頃からの備えを前提とした上で必要な防災対応を呼びかけ、より多くの人命を守るための取組なのです。
市民、事業者の皆さんへのお願い
坂戸市は、「北海道・三陸沖後発地震注意情報」の発信に伴い防災対応を取るべきエリアに入っていませんが、日頃からの地震への備えの再確認に加え、念のため、地震発生時にすぐに避難できる準備をしておいてください。
(参考)情報発信で防災対応を取るべきエリアは?(内閣府防災情報のページ)<外部リンク>
【日頃の備えの例】
- 災害時に家族との連絡方法の確認
- 災害時備蓄品(飲食糧は、おおむね1週間分程度)の確認
- 近くの一時避難場所・避難所の位置や安全な避難経路などを坂戸市防災マップで確認
北海道や東北地方の太平洋沿岸部への旅行を計画されている方へ
北海道や東北地方の太平洋沿岸部への旅行を計画されている方あてに、内閣府(防災担当)が策定している「北海道・三陸沖後発地震注意情報防災対応ガイドライン」のQ&Aでは、以下のように記載されています。
| 問い | 「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が発表された場合、北海道や東北地方の太平洋沿岸部への旅行や移動等は取りやめるべきか。 |
|---|---|
| 回答 |
移動先が、日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震により強い揺れや大きな津波に襲われる可能性がある場合には、予定を延期することも検討していただきたいと考えています。やむを得ず、リスクのある地域に入る際には、地震が発生した場合のことを想定し、避難場所や避難経路の確認等、すぐに避難するための備えを徹底しましょう。 |
【関連情報】
(参考)北海道・三陸沖後発地震注意情報の解説ページ(内閣府防災情報のページ)<外部リンク>
(参考)北海道・三陸沖後発地震注意情報(気象庁ホームページ)<外部リンク>

