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子宮頸がん予防接種について

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 更新日:2024年4月1日更新 <外部リンク>

子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の予防接種について

子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の予防接種は、平成25年4月1日より定期の予防接種として実施していますが、平成25年6月に厚生労働省から、子宮頸がん予防接種の積極的な接種勧奨の差し控えについて勧告がありました。
これは、ワクチンの接種後、持続的な痛みやしびれを訴える副反応等の報告がなされており、国民に適切な情報提供ができるまでの間、定期接種の積極的な接種勧奨をすべきでないとされたために行われた措置です。

その後、令和3年11月に厚生労働省から最新の知見を踏まえ、ワクチンの安全性に特段の心配が認められないこと、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ることが認められることなどから、積極的勧奨の再開がされることとなりました。

子宮頸がん(ヒトパピローマウイルス感染症)とは

子宮頸がんとは、子宮の入り口(頸部)にできるがんのことです。主にヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスが原因で発症します。100種類以上の遺伝子型があるHPVの中で、子宮頸がんの約50~70%は、HPV16型・18型感染が原因とされています。
HPVに感染しても、多くの場合は自然に検出されなくなりますが、一部が数年から十数年間にかけて前がん病変の状態を経て子宮頸がんを発症します。子宮頸がんは国内では年間約11,000人が発症し、年間約2,900人が死亡すると推定されています。

ワクチンでHPV感染を防ぐとともに、子宮頸がん検診によって前がん病変を早期発見し早期に治療することで、子宮頸がんの発症や死亡の減少が期待できます。

令和5年4月から、9価ワクチン(シルガード®9)が定期接種化されました

従来、公費で接種できるワクチンは、2価ワクチン(サーバリックス®)と4価ワクチン(ガーダシル®)の2種類でしたが、新たに9価ワクチン(シルガード®9)が追加されました。このワクチンは、従来のワクチンよりも多くの遺伝子型の感染を防ぐことが期待されています。
9価ワクチン接種のお知らせ(定期接種版) [PDFファイル/786KB]
9価ワクチン接種のお知らせ(キャッチアップ版) [PDFファイル/597KB]

キャッチアップ接種について

子宮頸がん予防ワクチンの積極的な勧奨の差し控えにより公費での接種機会を逃した方に対しては、公平な接種機会を確保する観点から、3年間の接種機会が設けられることとなりました。

キャッチアップ接種に関するお知らせ [PDFファイル/1.94MB]

キャッチアップ接種対象者

平成9年4月2日から平成20年4月1日生まれまでの女性

※接種する前に、母子健康手帳等で接種歴をご確認ください。
※接種歴が不明な方は、接種前に市民健康センターへお問い合わせください。

接種期間

令和4年4月1日から令和7年3月31日まで

定期接種について

子宮頸がん予防ワクチンの接種に当たっては、リーフレット等をお読みいただき、接種の有効性と副反応が起こるリスクを十分にご理解いただいたうえで、ご判断いただきますようお願いします。

定期接種対象者

小学校6年~高校1年生相当年齢の女子
(標準的な接種時期は中学1年生)

小学校6年生から高校1年生相当の女の子と保護者の方への大切なお知らせ(概要版) [PDFファイル/2.95MB]
小学校6年生から高校1年生相当の女の子と保護者の方への大切なお知らせ(詳細版) [PDFファイル/3.91MB]

接種に関する共通事項

接種回数

3回

※初回接種日時点で15歳の誕生日の前日まで(15歳未満)の方が、9価を選択した場合は2回

接種間隔

標準的な接種間隔は、ワクチンの種類によって異なります。
原則、3回同じワクチンで接種を完了させますが、1回目・2回目に2価または4価を選択した方は、医師と相談のうえ、残りの接種に9価を選択することも可能です。

3回接種
  • 2価(サーバリックス®)
    1回目
    2回目:1回目の接種から1か月
    3回目:1回目の接種から6か月以上
  • 4価(ガーダシル®)
  • 9価(シルガード®9)
    1回目
    2回目:1回目の接種から2か月
    3回目:1回目の接種から6か月以上
2回接種 ※5か月未満で2回目を接種した場合は3回接種になります。
  • 9価(シルガード®9)
    1回目
    2回目:1回目の接種から6か月以上

異なるワクチンとの接種間隔などの注意点
  • 新型コロナウイルスワクチンと子宮頸がん予防ワクチンは同時に接種することができません。どちらか片方のワクチンを接種してから、2週間後に接種できます。
  • その他のワクチンと子宮頸がん予防ワクチンは、接種間隔の制限はありません。
  • 異なるワクチンの同時接種については、医師が必要と認めた場合に限り接種できます。

副反応について

ワクチンを接種した後は、接種部位の痛みや腫れ、赤みが起こることがあります。まれに、重いアレルギー症状や神経系の症状が起こることがあります。
これらのことを理解し、医師と相談のうえ、接種されるようお願いします。

子宮頸がん予防ワクチンの相談窓口

感染症・予防接種相談窓口

子宮頸がん予防ワクチンを含む予防接種、インフルエンザ、性感染症、その他感染症全般について、相談にお答えします。
【電話番号】0120-331-453
【受付時間】午前9時から午後5時まで(土曜日、日曜日、祝日、年末年始を除く。)

※この相談窓口は、厚生労働省が業務委託している外部の民間業者によって運営されています。

※行政に関するご意見・ご質問は受け付けておりません。

埼玉県産婦人科医会による無料オンライン相談窓口

埼玉県産婦人科医会では、子宮頸がん予防ワクチンや、ワクチン接種前後の不安や疑問についての相談窓口をオンラインで開設しています。
オンライン相談は、アプリから24時間予約可能で、スマートフォンやパソコンの画面を通じて、子宮頸がん予防ワクチンや子宮頸がんに精通した専門の産婦人科医師が無料で相談をお受けしています。
※接種後の体調の変化など症状のある方は接種をうけた医師、またはかかりつけの医師にご相談ください。

詳しくは一般社団法人埼玉県産婦人科医会ホームページ<外部リンク>をご覧ください。

関連リンク

厚生労働省ホームページ<外部リンク>

子宮頸がん予防ワクチン厚生労働省Q&A<外部リンク>

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