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3歳児健診で屈折検査機器による視力検査を行っています

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 更新日:2023年4月1日更新 <外部リンク>

令和4年6月からの3歳児健診において、子どもの視覚検査を簡単に行うことのできる、屈折検査機器を導入し、眼の屈折や眼位等の検査を実施しています。子どもの視力が発達する時期は3歳から5歳がピークと言われており、6歳ごろには成人とほぼ同等になるといわれています。この時期に屈折異常や斜視などの問題があり治療が遅れると、視力が正常に発達せず弱視となってしまうことがあります。子どもは見えにくさを自覚していないことが多く、家族も気づきにくいことが多いため、異常を早期に発見し、適切な治療につなげることが重要です。

屈折検査機器とは

屈折検査機器は、まだ視力検査ができない乳幼児(生後6か月以降)の検査を瞬時に行うことができる機器です。この機器は、検査前に目薬をさしたりする処置もなく、大きな機械の前に座ってレンズをのぞきこむようなこともせずに、近視・遠視・乱視などの屈折異常や屈折の左右差、瞳孔不動、斜視などを発見することができます。

検査方法

  1. お子さまは、暗室で保護者様と一緒に椅子に座り、カメラ奥の動いている光を見ていただきます。
  2. 1m離れた場所から撮影をします。
  3. 撮影は数秒~数十秒で終了し、その場で要精密検査の要否を自動検出できます。

◎ご家庭で行っていただく絵カードによる視力検査と併用することで、より正確な検査結果を得ることができますので、事前に自宅に送付される絵カード検査は必ず実施しておいてください。

検査風景

検査結果で異常を指摘された場合

保健指導時に紹介状と近隣の医療機関の一覧をお渡ししますので、医療機関(眼科)を受診して、必ず精密検査を受けましょう。早期に治療を開始することができれば、子どもの弱視のほとんどが改善すると言われているため、見え方に問題がないようでも必ず早めに眼科を受診してください。