麻しん風しん混合(MR)ワクチンを受けましょう
現在、麻しん(はしか)の感染が相次いでいます。
麻しんとは、麻しんウイルスの空気感染・飛沫感染・接触感染によって感染・発症し、感染力が非常に高い感染症です。
麻しんに対する免疫が十分でない人が感染した場合、ほとんどの人が発病します。
発症した人が周囲に感染させる期間は、症状が出現する1日前から発疹消失後4日くらいまで(または解熱後3日くらいまで)といわれています。
重症化に至ることも少なくない注意すべき疾患で、有効な治療薬はありませんが、ワクチンで予防することができます。
定期接種対象年齢・回数
【1期】
対象:1歳から2歳に至るまで
回数:1回
【2期】
対象:5歳以上7歳未満で小学校就学前の1年間(4月1日から3月31日まで)
回数:1回
定期接種対象年齢以外の方
定期接種対象年齢以外の方で、接種を希望する方は、任意接種として接種することができます。その場合、接種費用は全額自己負担となります。
※現在、麻しん風しん混合(MR)ワクチンについては、全国的に供給不足となっております。麻しんについては、過去にかかったことが確実である場合については、麻しんに対する予防接種は受ける必要がないとされています。また、過去の罹患状況が不明であったり、過去の予防接種歴が不明の場合は、抗体検査(全額自己負担)の受診についてもご検討ください。