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大切な人の不安をどう受けとめますか?(子どもの不安とゲートキーパー)

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 更新日:2021年2月23日更新 <外部リンク>

 コロナ禍による先行きの不透明感や社会不安、今まで当たり前だったことが制限されているストレスは、誰もが抱えているかもしれません。
 大切な人が「不安」を口にしたら、どう受けとめ答えれば良いのでしょうか。

子どもが不安を口にしたら

当たり前の日常が子どもの心を支えていた

 今まで当たり前に、子どもたちの周りにあったこと、学校行事や習い事、部活動等が制限されてきました。
 学校行事の意義として、例えば卒業式は5年生が卒業生を送り出し、「次は自分が最高学年だ」と認識する機会になります。部活動は「目標に向かって頑張る」イメージを与えてくれるものです。それらが軒並み中止となることで、子どもが自分の持っている力を発揮できる体験や、次のステップに進むもうという気持ちを持つ機会が少なくなってしまいました。
 コロナ禍で、役割や居場所を失い、「自分は何のために頑張っているんだろう」とか「自分の生きている意味って何だろう」と思ってしまうことがあるかもしれません。

子どもの不安 否定せず聞いて

 子どもにマイナスなことを言われると、大人はドキッとしてしまいますが、不安を伝えてきた時には、「そういう気持ちになって当たり前だよね。私も一緒だよ」と、不安に感じていることを否定しないようにしましょう。
 不安を否定してしまうと子どもは、その先の言葉を飲み込んでしまうことがあります。「どうしてそんな風に感じたの?」「どんな話を聞いて、そういうイメージをしたの?」と、子どもの気持ちを聞けると良いでしょう。

例えば
 おじいちゃんおばあちゃんに会えなくて、子どもが「こんな状況いつまで続くんだろう」と口にした時には
 「今は会えないけど、何かできることはないかな」と、具体的にできることをする(一緒に電話したり手紙を書く)。
 その上で「まずは〇〇まで会いに行くのを我慢しようね」と具体的な目標を設定する。
 その時期になって状況が変わっていなかったとしても「この数か月頑張ったね。次に何ができるか一緒に考えよう」という作業を積み重ねることが大事です。

子どもSOSを聞き逃さない

 相談することはエネルギーがいることで、子どもは勇気をもって、頑張って相談をしています。それなのに大人が思うような反応をしてくれないと、話しても仕方ないと失望してしまいます。
 困った時に相談すると、誠実に聞いてもらえて、物事が動くという体験をすることが大切です。

本市の自殺者の状況と自殺対策

 本市において20歳未満の自殺者数は過去10年間で8人(暫定値)という状況です。
 市では「誰も自殺に追い込まれることのないまち さかど」の実現を目指して、「坂戸市いのち支える自殺対策計画」に基づき、自殺対策を推進しています。

ゲートキーパーとは

 ゲートキーパーとは、自殺の危険を示すサインに気づき、適切な対応(悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る)を図ることができる人のことです。
 自殺対策では、悩んでいる人に寄り添い、関りを通して「孤立・孤独」を防ぎ、支援することが重要です。
 1人でも多くの方に、ゲートキーパーとしての意識を持っていただき、専門性の有無にかかわらず、それぞれの立場でできることから進んで行動を起こしていくことが自殺対策につながります。

ゲートキーパー養成講座

 市民健康センターでは、坂戸市職員出前講座において、ゲートキーパー養成講座を行っています。
 また、厚生労働省のホームページ<外部リンク>では「誰でもゲートキーパー手帳」や、「ゲートキーパー養成研修用テキスト」等が掲載されており、ロールプレイのDVD(悪い対応、良い対応)を見ることができます。
 ゲートキーパーについて知ることから始めてください。今日からあなたもゲートキーパーです。