犯罪被害者等支援
あなたにできること・考えて欲しいこと
被害の一日も早い回復のためには、周囲からのサポートが何よりも大切です。そのような中で、犯罪被害者やその家族、遺族を支え、傷つけないためにはどのようなことが大切なのでしょうか?
二次的被害に気づくこと(傷つける言葉や態度)
犯罪被害者やその家族、遺族は、不安や恐怖を感じていたり、犯罪の被害に遭ったことを恥ずかしく感じたり、自分を責めたりします。そうしたとき、時に大切な人を気遣うつもりの一言が、逆に相手を傷つけてしまうこともあります。
被害の原因を被害者に向ける言葉や、強くなることを勧めること、被害を忘れることを勧めることなどは、たとえ励ますつもりであっても、相手を苦しめることになります。
これは単に言葉の問題というわけではありません。同情的な態度や、哀れむ態度は被害者やその家族、遺族の自尊心を傷つけます。
被害者やその家族、遺族を尊重し、寄り添い、支えることが回復の第一歩につながります。
被害者が傷ついた言葉の例
- 「なぜ、一人であんな所に行ったの?」「あの時、〇〇していればよかったのに」
被害に遭ったのは、被害者のせいではありません。 - 「頑張って」「しっかりして」
被害者は様々な困難な状況の中で、十分に頑張っています。 - 「早く忘れた方がいいよ」
大事な家族を亡くしたのに、忘れるなんてできません。また、被害のショックは非常に大きく、忘れたくても忘れられることはできません。
あなたにできること
こんな言葉や支援が嬉しかったという声
- 話を聞いて「大変でしたね」とねぎらってくれた
- 「頑張りすぎないで、身体を大切にしてくださいね。」と体調を気遣ってくれた
- 自分の考えを受け入れ、尊重してくれた
- 何を語るでもなく、さりげなく一緒に過ごしてくれた
- 自分の思いを押し付けず、私たちの思いや話を否定せずに繰り返し聞いてくれた
- 買い物を申し出てくれたり、おかずを届けてくれたりした
引用:埼玉県HP 犯罪被害者支援「あなたにできること・考えて欲しいこと」
犯罪被害者等支援に関するご相談
一人で悩みや問題を抱えていませんか?犯罪被害に遭われた方が、再び平穏な生活を営むことができるように、埼玉県内には様々な相談窓口が設置されています。
彩の国犯罪被害者ワンストップ支援センター
(武蔵浦和駅徒歩3分 ラムザタワー3階)
埼玉県、埼玉県警察、(公社)埼玉犯罪被害者援助センターの窓口が一か所に集約され、「ワンストップ支援体制」のサポートが受けられます。
フリーダイヤル:0120-735-001 (総合対応電話)
月曜日~金曜日(祝日、年末年始除く) 8時30分~17時15分
- 生活問題に関する情報提供・助言(埼玉県防犯・交通安全課 犯罪被害者支援担当)
- 専門職員によるカウンセリング、警察の捜査や裁判の流れ等の説明や付き添い等の支援(埼玉県警察犯罪被害者支援室)
- 弁護士による相談、臨床心理士によるカウンセリング、病院や裁判所等への付き添い支援((公社)埼玉犯罪被害者援助センター)
彩の国犯罪被害者ワンストップ支援センターホームページ(埼玉県ホームページ)<外部リンク>
性暴力等犯罪被害専用相談電話「アイリスホットライン」
フリーダイヤル:0120-31-8341 (24時間365日相談受付)
性被害に遭い、どうしたらよいかわからない等、不安や悩みを抱えた方はご相談ください。法的に守秘義務のある専門女性相談員が、無料で相談に応じます。
- 電話相談
- 医療機関の受診
- 病院、警察、弁護士事務所などへの付き添い
- 法律相談
アイリスホットラインホームページ<外部リンク>
性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター
全国共通短縮ダイヤル:♯8891(はやくワンストップ)
全国の最寄りの、性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターへつながります。
犯罪被害者等支援関係機関
県内の犯罪被害者等支援関係機関
- 埼玉県警察<外部リンク>
- 公益社団法人埼玉犯罪被害者援助センター<外部リンク>
- さいたま地方検察庁<外部リンク>
- さいたま保護観察所<外部リンク>
- 日本司法支援センター埼玉地方事務所(法テラス埼玉)<外部リンク>
- 埼玉弁護士会<外部リンク>
- 埼玉県男女共同参画推進センター with you さいたま<外部リンク>
- 独立行政法人自動車事故対策機構 SASVA(ナスバ)埼玉支所<外部リンク>
その他の犯罪被害者等支援関係機関
- 警察庁 犯罪被害者等施策<外部リンク>
- 法務省 犯罪被害者の方々へ<外部リンク>
- 国土交通省 公共交通事故被害者支援室<外部リンク>
- 裁判所 裁判所における犯罪被害者保護施策<外部リンク>
- 日本弁護士連合会 犯罪被害者に対する支援<外部リンク>
- 公益社団法人全国被害者支援ネットワーク<外部リンク>
- 警察庁 犯罪被害給付制度<外部リンク>
- 公益社団法人犯罪被害救護基金<外部リンク>
- 日本財団まごころ奨学金<外部リンク>