歩車分離式信号機をご存じですか?
信号横断中の歩行者と車両との交通事故を防止するため、歩行者と車両が同時に行き来しないように制御された信号機のことです。
「歩車分離式信号機」とは
信号機のある交差点において、歩行者の安全を最優先に配慮し、横断中の歩行者と右左折中の車両との交通事故を防止するため、歩行者と車両が同時に行き来しないように制御された信号機のことです。この信号機は、平成14年9月に警察庁で「歩車分離式信号に関する指針」が制定され、全国的に整備が進められています。
「歩車分離式信号機」は、車両と歩行者を完全に分離するもの、右折車と左折車、または右折車と歩行者を分離するものが、交通事故発生状況または危険性に応じて設置されています。
現在、市内では、4か所に車両と歩行者を完全に分離する「歩車分離式信号機」が設置されています。また、歩行者用信号機は、歩行者が信号機脇のボタンを押した際、青色に切替わります。
※県内の交通規制や信号機の設置は、埼玉県公安委員会が決定しています。
歩車分離式信号機イメージ写真
全景
「歩車分離信号」の表示がされた信号機
歩行者用信号機
歩行者用押ボタン
設置場所
- 坂戸中央地下道交差点(泉町二丁目11-8地先)
- 塚崎交差点(大字塚崎1056地先)
- 千代田四丁目14-12地先交差点(藤井小児科医院前)
- 花影町31-8地先交差点((有)横宿石油坂戸花影町SS前)
歩車分離式信号機がある交差点での注意点
車両運転時
- 「歩車分離式信号機」には、車両用信号機の脇に「歩車分離信号」の標示板が設置されています。進行方向の車両用信号機が青色になってから走行しましょう。
- 信号機が青色から黄色へと変わるタイミングでの、無理な交差点への進入はやめましょう。
- 乗車中の自転車も車両用信号機に従うため、特に左折時には直進する自転車に十分注意しましょう。
歩行者横断時
- 歩行者用信号機脇のボタンを押すことにより、歩行者用信号機が青色に変わります。
- 歩行者用信号機の変わり目でうっかり走り出してしまう車両があるため、歩行者用信号機が青色になっても必ず安全確認してから横断しましょう。
- 横断歩道に沿って横断しましょう(斜め横断はできません)。
自転車運転時
- 車道通行時は、車両用信号機に従ってください。
- 歩道通行時は、歩行者用信号機に従ってください。
- 横断歩道は、「歩行者」が横断するためのものです。歩行者がいる場合は、自転車を押して渡りましょう。