ヤングケアラーを知っていますか?
ヤングケアラーとは、本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている子ども・若者のことです。ヤングケアラーは、本当ならできたはずの、勉強にはげむ時間、部活動に打ち込む時間、将来に思いを巡らせる時間、友人とのたわいもない時間といった、こどもとしての時間と引き換えに、家事や家族の世話をしています。ヤングケアラーが行っている家事や家族の世話は多岐に渡りますが、一般的に多いのは、食事の準備や掃除、洗濯といった家事、見守り、きょうだいの世話、目の離せない家族の励ましなどです。
こども家庭庁ホームページより引用
国の調査によると、世話をしている家族がいると回答したのは小学6年生で6.5%、中学2年生で5.7%、全日制高校2年生で4.1%、定時制高校2年生相当で8.5%、通信制高校生で11.0%、大学3年生生で6.2%でした。(令和2年度3年度調査 出典:政府広報オンライン)
こどもが家事や家族のケアをすること自体は悪いことではありません。しかし、ケアに係るこどもが自分の時間が取れない、勉強する時間が取れない、ケアについて相談できる人がいなくて孤独を感じる、ストレスを感じる、友人と遊ぶことができない、睡眠が十分に取れないと感じている場合、それは子どもの権利が守られていない状態の可能性があります。
そうした影響を感じながらも自分がヤングケアラーであることに気づいていなかったり、家族のことは家族でなんとかしなければという思いで頑張るあまり、一人で悩みを抱えてしまう人がいます。
そこで国・地方公共団体や民間団体において、ヤングケアラーのこどもたちの声を聞き、一人にしない取組みが始まっています。
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