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特定外来生物アライグマ

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示 更新日:2019年4月1日更新 <外部リンク>

アライグマはテレビアニメで人気となり、ペットとして輸入されたものが逃げたり放されたりして野生化し、全国で分布を拡大しています。もともと日本に生息しておらず、生態系や農林水産物などへ被害を及ぼす恐れがあることから、特定外来生物として指定されています。

アライグマはどんな動物?

生態

  • 埼玉県内では比企地域を中心に幅広く生息している。雑食性で繁殖力が強く、人家や社寺等に侵入することもある。

特徴

  • 体長約40~60cmで、体重は6~10kg程度
  • 姿はタヌキに似ているが、尾が長く、しま模様がある
  • 耳のフチが白く、眉間に黒いすじがあり、ひげが白い
  • 指は5本で、細長い
  • 出産は春期で、3~5月にかけて子を産む

被害状況

  • 農作物や果実、養魚場の魚への加害だけでなく、日本在来の生態系への影響がある。
  • 休息場や出産場所として利用される人家や社寺等は、糞尿や破壊、登る際の爪痕など多くの被害が報告されている。

注意事項

  • 成獣は気が荒く、直接手で触れると危険である。

アライグマの防除

市ではアライグマによる家屋及び農水産物の被害を改善するため、埼玉県アライグマ防除実施計画に基づき箱わなを設置し、アライグマが捕獲された場合には個体を回収及び処分します。

※アライグマの捕獲は、わな猟免許所有者、または埼玉県の研修を受講し、「埼玉県アライグマ防除実施計画に基づく従事者証」を受けた者以外は出来ません。

アライグマの捕獲について(箱わな設置)

1 対象者

  • 足跡や食べ物痕等の特徴からアライグマによる被害を受けている方捕獲されたアライグマ

2 設置期間

  • 最長一か月

3 受付

  • 家屋被害:環境政策課
  • 農業被害:農業振興課
  • 受付時間:平日9時00分~17時(土曜日・日曜日、祝日、年末年始は対応できませんのでご注意ください。)

4 箱わなの設置、回収

  • 箱わなを設置する際に、使用方法と注意事項を説明します。
  • アライグマが捕獲された場合には、指定業者が個体を回収及び処分しますのでご連絡ください。

 ※箱わなはアライグマによる被害を受けた場所、糞や食べあとが見られる通り道に設置することをお勧めします。

 5 エサ

  • エサを各自で用意し、箱わなに設置してください。
  • アライグマが好きな食べ物はりんご、みかん、柿などの果物や野菜です。

 6 その他

  • 設置した箱わなは、毎日確認してください。
  • 捕獲されたアライグマは獣医師により処置されるため、獣医師の都合で引き取りに伺うまでに時間がかかる場合もありますので、ご了承ください(場合によっては翌日以降となることもあります)。
  • この箱わなで、アライグマ以外の動物(ハクビシン、タヌキなど)の捕獲は認められていません。

関連情報

 アライグマ(特定外来生物)をこれ以上増やさないために(埼玉県ホームページ)<外部リンク>