ナチュラルガーデン講座
令和6年度ナチュラルガーデン講座
NPO法人ゆめきらりこまがわとの共催で、ナチュラルガーデン講座を開催しています。
ナチュラルガーデン講座とは、多年草を上手に使った管理がラクで美しいガーデンづくりと花壇のデザイン等を実習を交え楽しく学ぶ講座です。高麗川コミュニティパークと隣接しているガーデンで開催しています。講座開催後、簡単に内容の紹介と写真を掲載していきます。
実習会場となっているガーデンは、いつでも観賞することができます。近くにお越しの際はぜひご覧ください。
高麗川コミュニティパークMap<外部リンク>
第6回 まちづくりと生物多様性
令和6年12月4日(水曜日)に、最終回となる第6回の講座を開催しました。
まずは座学にて、良い人間関係は人を健康にし幸せにするということ、その良い人間関係づくりの場としてコミュニティガーデンが大事で、そこには花があり仲間と楽しむ人の笑顔があるということを、実際のガーデンづくりの事例を参考に学びました。
次は外へ出て、ガーデンの状態を観察、そして切り戻し作業を実施しました。切り戻しの前と後では、風景がガラッと変わりました。
【切り戻し前】 【切り戻し後】
作業を終えてからは、ラベンダー等を使ったハーブ石鹸づくりを楽しく体験しました。最後に、花のあるガーデンづくりが環境や生物に与える影響について学んだ後、集合写真を撮り終了となりました。
第5回 秋のお手入れ、冬の準備、植替え、株分け
令和6年10月23日(水曜日)に5回目の講座を開催しました。
最初にガーデンツアーを行った後、外作業を行いました。
今までの外作業はガーデンに植えてある植物の手入れがメインでしたが、今回はグラスガーデン(イネ科植物を組み合わせたガーデンのこと)を一から造るということで、植替え等を行いました。
新たに植物を植え付けた場所は、西日が当たりグラスがキラキラする「キラキラタイム」があるそうです。次回講座までの2か月間で植え付けた植物にどのような変化があるのか楽しみにしながら作業を終えました。
外作業が終了した後は、座学にて「植物との付き合い方の基本は植物の生まれ故郷を知る」ということを学び、今回の講座は終了しました。
次回講座は12月4日開催となります。
第4回 多年草花壇デザインの基本
令和6年9月18日に第4回目の講座を開催しました。
前回から3か月ぶりの開催だったため、はじめにガーデンの観察をしました。その後大きくなりすぎてしまった植物の切り戻し等を行いました。
切り戻し等で摘み取ったハーブは本来捨ててしまいますが、タッジ―マッジーという小さな花束作りに使用しました。自分で作ったタッジーマッジーの花束を抱えて記念撮影を行ったり、税員の作品をを並べて鑑賞したり、皆さんとても楽しそうでした。
最後は、座学で多年草ガーデンのデザインの視点(関わり方や管理方法によるデザイン、風景のデザイン)について学んだ後、植物が成長した時の形や大きさ・色の個性をイメージしたものを組み合わせて花壇のデザインをしました。
次回は、10月23日の開催となります。
第3回 多年草の手入れの基本-2
令和6年6月12日に第3回目の講座を開催しました。
今回は4つのグループに分かれ、「花の名前を知ろう」ということで早速ガーデンに向かい、花調べを実施しました。
みなさん、グループ内で協力し合い、スマートフォンや冊子で調べたり、講師やよく知っている方に聞いたりと、とても楽しそうにガーデン内の花を見て歩き調査していました。そして、どの花に名前があったらガーデンを訪れた人が喜ぶかを考え、花の名札を設置しました。外作業の最後には、花が終わったオルレアの切り戻しを行いました。
室内に戻り、外で調べてきた花の特徴などをまとめ、ナチュラルガーデンの手入れで大切なこと(正解はないこと、人と対話しながら目指す風景を考えること、植物が育つには土が大切であることなど)を学びました。
第2回 多年草の手入れの基本-1
令和6年5月15日に第2回目の講座を開催しました。
第1回目の天候とは打って変わって、大変良い天気となりました。植物の基礎知識などを座学で学んだ後、初夏のイネ科の草やギシギシ等の草取りと切り戻しなどの実習を行いました。
ギシギシの草取りは、根が深くみなさん大変そうでしたが、抜けたときは大喜びでした。切り戻しした花壇の植物を活用して、紙コップアレンジメントを実施しました。
みなさんが作成した素敵な紙コップアレンジメントと一緒に、集合写真を撮りました。終了後には、花壇の中から各自推しの植物を1つ選び、今後の講座の中でその様子を観察していくこととしました。
第1回 ナチュラルガーデンとは?
令和6年4月3日に第1回目の講座を開催しました。
はじめに、春の草取りについて説明を聞いた後、雨が強くなる前に花壇へ向かい、早速ガーデンの草取り等手入れの実習を行いました。その後、ホールに戻り、多年草を使ったお手入れがラクになるナチュラルガーデンについて学びました。
小雨の中、地面の根を刈り取り、刈った草は地面に置いてマルチングをしました。
みなさん、熱心に受講されていました。
令和5年度ナチュラルガーデン講座
第6回 まちづくりと生物多様性 環境、SDGs
令和5年12月5日に最終回となる第6回講座を開催しました。
時期を終え枯れている植物もありましたが、枯れてもガーデンの一部となって冬らしい印象を与えておりガーデンの姿の変化を感じながら作業を行うことができました。
【切り戻し作業の様子】
作業を終えてからはラベンダー等を使ったハーブソープつくりを行い、最後に座学でガーデンづくりがどんなよい影響をもたらすのかについて講師の体験談を聞きながらに学ぶことができました。
第5回 秋のお手入れ、植替え・株分け
令和5年10月17日に第5回目の講座を開催しました。
10月に入りようやく秋らしい気候になり、ガーデンも秋らしい雰囲気となっていました。
恒例のガーデンツアーから始まり、各自お気に入りのアングルを探しながら写真を撮って秋のガーデンを楽しみました。
10月は株分けや植え替え、挿し木を行うのに適しているということで、ガーデンに生えている玉竜等を丁寧に根を掘り取り株分けをし水をたっぷりやりながら植え付けを行いました。
第4回 多年草花壇のデザインの基本
令和5年9月5日に第4回目の講座を開催しました。
3か月振りの開催ということで咲いている花は何があるか等を見て回り、ガーデンの手入れを行いました。講座当日は猛暑日でしたが、手入れで摘み取った後の植物はタッジ―マッジー作りに使うということで、皆さん出来上がりを想像しながら暑さを忘れて作業をしていたようでした。※タッジ―マッジーとは、バラやハーブを使った小さな花束のこと。
座学では、植物が成長したときの形や大きさ、色をイメージして組み合わることで花壇のデザインができるということを学んだ後、座学後半で実際に花のイラストを切り貼りしてみて花壇のデザインを楽しみました。
第3回 多年草のお手入れの基本・植物の基礎知識
令和5年6月20日に第3回目の講座を開催しました。
今年は暑い日が続いているため植物の成長も早く1か月前とは違った姿のガーデンを皆で散策して楽しんだ後、大きくなった草花の切り戻しや草取りを行いました。
その後は、ガーデンの手入れとして切り戻しやたくさん咲いているラベンダーの花を間引きしました。
外での作業を終了してからは、あらかじめ乾燥させておいたラベンダーを使ってラベンダーサシェを作成しました。(サシェとは、ハーブやドライフラワーを入れた小さな袋のことです。)
第2回 多年草の手入れの基本
令和5年5月16日に第2回目の講座を開催しました。
イネ科の草やギシギシという多年草の草取りを行いました。
その後は風景をつくる草刈り方法の実践で、参加者それぞれが思い描く風景を目指し、大きく成長したオルレアの枝葉の切り取り等を行いました。
刈り取った草花で自分好みの小さな花束を作成できるということで、暑い作業の中でも楽しみながら作業されているようでした。
第1回 ナチュラルガーデンのススメ
令和5年4月4日に第1回目の講座を開催しました。
はじめに多年草を育てることでどうして花壇の管理が楽になるのか?自然の真似をして自然を感じながらラクに楽しめるガーデンづくりをご提案いただき、その後参加者全員で実際に高麗川コミュニティパークの隣にあるガーデンの草取り等の手入れを行いました。
刈り取った草花を地表面の保護に再利用する等、ガーデンの手入れがしやすくなるコツを教わり実践しました。
春の彩り豊かなガーデンを背に作業を行いました。
講師
コミュニティガーデンコーディネーター 木村 智子氏 ほか