自殺予防 大切ないのちを自殺から守りましょう
自殺は大きな社会問題
自殺は、様々な原因が複雑に関係し、「心理的に追い詰められた末の死」であり、その多くが「防ぐことができる社会的な問題」と言われています。悩みを抱えている方は、ひとりで悩まず、周囲の人や専門の相談機関にご相談ください。
また、身近な人の悩みに気づいたら、寄り添いながら悩みに耳を傾け、専門家への相談を勧め、見守りましょう。
自殺報道などに触れ、「こころ」がつらくなったら
自殺に関する報道に触れてつらい気持ちになった方が、こころを落ち着けるために、厚生労働省が「こころのオンライン避難所」を開設しました。
著名人などの自殺報道で、ショッキングな情報に触れたことで心身のつらさを感じている方、またはそうした人を支える周囲の方向けに、情報から距離を置く方法や心と身体の緊張を解く方法、悩みを抱えた方に声をかける際のポイント、相談窓口に関する情報などの必要な情報をわかりやすく整理した構成になっています。
「こころのオンライン避難所」<外部リンク>
あなたにもできる自殺予防「気づき、見守り、つなぐ」
自ら命を絶ってしまった人の約9割は、実際に行動におよぶ前に何らかのサインを送っており、自殺するという意志を誰かに伝えていると言われています。自殺の危険が迫っている状態に周囲の人が気づき、適切な対処をとることが自殺を防ぎます。
- 気づく
家族や仲間の変化に気づいて、声をかける。 - 声をかける、聴く
本人の気持ちを尊重し、耳を傾ける。つらい気持ちに共感を。 - つなぐ
早めに専門家に相談するよう促す。 - 見守る
暖かく寄り添いながら、じっくりと見守る
自殺予防の10か条
次のサインを数多く認める場合は、自殺の危険が迫っています。早めに専門の相談機関か医療機関に相談しましょう。
- うつ病の症状(気分が沈む、自分を責める、仕事の能率が落ちる、決断できない、不眠が続くなど)がある
- 原因不明の身体の不調が長引く
- 酒量が増す
- 安全や健康が保てない
- 仕事の負担が急に増える
- 職場や家庭でサポートが得られない
- 本人にとって価値あるもの(職、地位、家族、財産など)を失う
- 重症の身体の病気にかかる
- 自殺について口にする
- 自殺未遂に及ぶ
出典:厚生労働省「職場における自殺の予防と対応」2001
自殺予防に関するページ
- 厚生労働省 知ることからはじめよう みんなのメンタルヘルス総合サイト<外部リンク>
- 厚生労働省 自殺対策<外部リンク>
こころのお悩み相談先
坂戸立市民健康センター 成人保健係
電話049-84-1621 Fax049-284ー3939