9月3日は睡眠の日
9月3日は睡眠の日です。”ぐっすり”という語呂合わせから「睡眠の日」として、日本睡眠学会と睡眠健康推進機構が、睡眠や健康への意識を高めることを目的に制定しました。
睡眠の日の前後1週間の8月27日~9月10日を健康睡眠週間としています。
睡眠と睡眠休養感を確保しよう
良い睡眠には、量(時間)と質(休養感)が重要です。
睡眠時間は長すぎても短すぎても健康を害する原因となり、朝目覚めた時に感じる休まった感覚(睡眠休養感)は良い睡眠の目安となります。
睡眠時間を確保し、睡眠休養感を高める工夫を日常生活に取り入れましょう。
毎日を健やかに過ごすための睡眠5原則
- からだとこころの健康に、適度な長さで休養感のある睡眠を
- 光・温度・音に配慮したよい睡眠のための環境づくり
- 適度な運動、しっかり朝食、寝る前のリラックスで眠りと目覚めのメリハリを
- 嗜好品とのつきあい方に気をつけて、カフェイン、お酒、たばこは控えめに
- 眠れない、眠りに不安を覚えたら専門家に相談を
良い睡眠のためのポイント【年代別】
高齢者
長い時間寝床で過ごすのをやめましょう
- 寝床にいる時間は8時間以内を目安にしましょう。
- 必要な睡眠時間は加齢とともに減少します。眠くなったら寝床に入る、目が覚めたら寝床から離れるように心がけましょう。
- 寝床の中で過ごす時間が長すぎると、睡眠休養感が低下し、日中の眠気が強まる可能性があります。
成人
睡眠時間を十分に確保しましょう
- 睡眠時間は6時間以上を目安として必要な睡眠時間を確保しましょう。
- 仕事、家庭、趣味と忙しい生活を送っていると、慢性的な睡眠不足になりがちです。
- 日中の強い眠気や、週末に長く寝る(寝だめ)習慣は、慢性的な睡眠不足のサインです。
- 十分な睡眠時間の確保は睡眠休養感を高めます。
こども
夜更かしに注意しましょう
- 小学生は9~12時間、中学・高校生は8~10時間を参考に睡眠時間を確保しましょう。
- 小学生→中学生→高校生と成長するに伴い、夜更かし・朝寝坊になりやすくなります。
- 夜更かしは、睡眠不足を招く一大要因です。
- 週末に長く寝る(寝だめ)習慣は、平日の睡眠不足のサインです。
- 日中の居眠り、勉強・運動に集中できない、すぐにイライラする、なども睡眠不足かもしれません。
関連サイト
厚生労働省 健康・医療睡眠対策<外部リンク>