埼玉県管理河川の水害ハザードマップ
浸水想定区域の変更が公表された地区
河川の氾濫による人的被害を無くすため、埼玉県が管理する河川について、想定される最大規模の降雨(※)により氾濫した際の水害ハザードマップが公表されました。
高麗川は、大家五号堰(森戸橋下流)から上流が県管理部分となり、大字森戸、大字四日市場、大字多和目が対象です。
越辺川は、長岡堰上流部の鳩山町から上流が県管理部分となり、大字長岡、大字竹之内、にっさい花みず木、大字善能寺が対象です。
図面種類 | 内容 | 目的 |
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浸水想定区域図 | 浸水が想定される区域、水深 | 住民避難 |
家屋倒壊等氾濫想定区域 | 氾濫流、河岸浸食による家屋の流失、倒壊の恐れがある範囲 | 避難の必要性の判断 |
※想定される最大規模の降雨とは、入間川流域の3日間総雨量740ミリメートルとしています。この想定雨量は、関東地方に降る可能性として、国が設定しました。
県管理河川(高麗川)水害ハザードマップ [PDFファイル/853KB] 浸水想定区域、家屋倒壊等氾濫想定区域(河岸浸食)が該当します。
県管理河川(越辺川)水害ハザードマップ [PDFファイル/483KB] 浸水想定区域図のみ該当します。
国が公表した浸水想定区域図をもとに、「坂戸市防災マップ」を平成29年3月に配付しましたが、令和2年度中に新たな防災マップを作成し、配布します。
浸水想定区域図
想定最大規模の降雨により河川が氾濫した場合に、浸水が想定される区域と水深を示したものです。洪水時の迅速な避難をするために作成されます。降っ雨が集まる範囲を流域として捉え、3日間で740ミリメートルの雨が降り、河川の様々な場所が決壊した想定で浸水状況を予測したものです。
家屋倒壊等氾濫想定区域
氾濫流と河岸浸食の2種類があります。
氾濫流は、堤防が決壊し、河川から流れ込む水の力で一般的な木造住宅が倒壊、流出する恐れがある区域で、早期の立ち退き避難が必要です。
河岸浸食は、河川の激しい流れにより川岸が削られ、土地が流失し、家屋の基礎を支える地盤が流出する恐れがある区域で、早期の立ち退き避難が必要です。