第1回 越辺川の河畔林

平成29年度第1回いずみ自然塾は、越辺川を歩きながら河畔林や土手に生えている植物について学びました。講師は昨年の「滝不動の植生」でお世話になった福島倫子さんです。当日はタンポポやヤナギ、サイカチの木を中心に説明をしていただきました。その他にも受講者が歩いていて気になった植物についても丁寧に特徴や見分け方などを教えていただきました。

日時

平成29年4月16日(日曜日)午前9時から正午まで

場所

越辺川(八幡橋付近)

活動報告

越辺川の河畔植生の成り立ちについて、タンポポの見分け方、オドリコソウとヒメオドリコソウについて、ヤナギの特徴と人間の暮らしについて、サイカチの木の特徴とサイカチマメゾウムシとの関係について

活動風景

サイカチの豆について説明している様子
サイカチの豆について説明している様子

 

第2回 高麗川の昆虫

高麗川の土手で毎年行っている昆虫採集を平成29年度第2回いずみ自然塾の講座として開催しました。初めにいずみ館長からこの時期に見られる昆虫について説明を受け、高麗川の土手に移動しました。天候の影響もあり、見つけられた昆虫の種類は少なかったですが、参加者はとても楽しそうに昆虫採集を行っていました。

日時

平成29年5月14日(日曜日)午前10時から正午まで

場所

高麗川(戸口橋周辺)

活動報告

見つけた昆虫

モンシロチョウ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、ヒメウラナミジャノメ、アオハダトンボ、イトトンボの仲間、ガガンボ、カミキリムシの仲間、ナナホシテントウ

活動風景

見つけた昆虫について説明している様子の写真 
見つけた昆虫について説明している様子

 

第3回 城山の自然

坂戸市にある唯一のまとまった樹林「城山」。その豊かな自然と魅力を知るため、平成29年度第3回いずみ自然塾を開催しました。講師は「坂戸市サワギキョウの会」前会長の石渡氏と会員の塩野氏です。当日は残念ながら朝方の雨の影響で足元が悪く危険なため、環境学館いずみの学習室で講義となりました。参加者は現地に行けないことをとても残念がっていましたが、今回行くはずだったルートに沿って説明を受けると楽しそうに話を聞いていました。講義が終わった後、城山に行きたいという声が数多くあり、座学でも城山の魅力を見つけられたようでした。

日時

平成29年6月25日(日曜日)午前9時30分から午前11時まで

場所

環境学館いずみ学習室

活動報告
  • 城山は山地と台地の境にあり、変化に富んだ豊かな動植物相が残っている。
    (シダ植物だけでも60種以上自生している。サワギキョウは埼玉県では城山にしか自生していないなど。)
  • 南端には崖があり地層を見ることができる。植物の化石なども見つかっている。
  • 多和目城跡や稲生家の墓などがあり、坂戸の歴史を知ることができる。
活動風景

講座の様子
講座の様子

 

第4回 緑の基本計画

第4回いずみ自然塾のテーマは「坂戸市の緑の基本計画を考える」です。環境政策課の花と緑の推進担当職員にこの計画の概要や方針などを説明してもらいました。説明を受けた受講生からは多くの質問があり、自然保護に対する意識の高さが伺えました。最後にシュロの葉を使い、カタツムリやバッタを作りました。受講生は苦戦しながらも楽しそうに工作を行っていました。

日時

平成29年7月23日(日曜日)午前10時から正午まで

場所

環境学館いずみ学習室

活動報告
  • 緑の基本計画の概要
    緑に関する市の総合的な計画であり、坂戸市の特性に応じ、市の創意に基づいて策定する計画です。また、市民・企業・行政などが協働して取り組むための指針(ガイドライン)でもあります。
  • 計画テーマ
    「緑と花と清流のまち・さかど」
  • 基本理念
    市民・企業・行政など、みんなが力を合わせ、緑と花と清流に包まれた美しいふるさとづくりをめざします。
  • 基本方針
    緑と清流を守る・創る・育てる
  • 基本施策
    1.安心・快適な生活を支える緑の基盤を創る
    2.緑と花で潤いと彩りのあるまちなみを創る
    3.故郷の自然と緑の風景を大切に守り育てる
    4.郷土の誇りである清流を守り、活用を図る
    5.市民・企業・行政など、みんなが力を合わせて緑を育てる
活動風景

講座の様子
講座の様子

 

第5回 高麗川の魚

第5回いずみ自然塾のテーマは「高麗川の魚」です。当初は川に入り、魚や水生生物を実際に取って観察する予定でしたが、連日の雨で川が増水し危険なため、いずみの学習室で講義となりました。講師は自然観察教室などでお世話になっている環境総合研究所の栗原敏明氏です。高麗川に住む魚と水生生物の紹介や川の水質調査のやり方などを教えていただきました。水質調査にはいろいろな方法があり、少し難しいと感じる受講生もいましたが、高麗川の豊かさときれいさを再確認できる講義でした。

日時

平成29年8月20日(日曜日)午前9時から10時30分まで

場所

環境学館いずみ学習室

活動報告
  • 高麗川(城山と北坂戸橋周辺)で調査した結果、魚類は約20種、水生生物は100種以上が観察できた。
  • 水質調査には大きく分けると化学分析と生物学的水質判定の2種類がある。
    • 化学分析
      細かい成分分析ができるが、採取した水しか測定できないため、採取場所や時間が少し違うだけで全く違う測定結果になる可能性もある。
    • 生物学的水質判定
      生息する生物の種類や数によって水質を調べる方法。細かい成分分析はできないが、調査場所周辺の水質を把握できる。
  • 高麗川は化学分析、生物学水質判定ともにきれいな川に分類されてる。
活動風景

講座の様子
講座の様子

 

第6回 城山の自然

第6回いずみ自然塾は、6月に雨天のため行けなかった城山で自然観察を行いました。講師はサワギキョウの会代表の萩原章氏です。当日は埼玉県内で城山だけでしか見れない野生のサワギキョウを見ることができ、参加者は大喜びでした。萩原氏によると20年近く見てきたが今年の花の咲き方は1番良いとのことでした。サワギキョウの他にも珍しい植物を歩きながら観察し、この自然を大切にしていきたいと話す参加者もいました。

日時

平成29年9月10日(日曜日)午前9時から正午まで

場所

城山

活動報告
  • 城山の北側は南側と比べると起伏が少なく穏やかな傾斜になっている。そのため、南側より植物などの種類は少ない。
  • 城山は泥岩層による丘陵の山だが、その層の上に富士や箱根等の火山活動によるローム層(火山灰層)がある。
  • 城山に生息する動植物の絶滅危惧種は絶滅危惧ⅠA類から準絶滅危惧まで合わせると84種類。(2008年の埼玉県レッドデータブック)
活動風景

講座の様子
講座の様子

 

第7回 飯盛川源流を行く

第7回いずみ自然塾は雨天のため、中止となりました。

日時

平成29年10月22日(日曜日)午前9時から正午まで

場所

鶴ヶ島市おかねが井戸及びせせらぎの水辺周辺

活動報告

雨天のため、中止

 

第8回 高麗川をきれいにしよう

第8回いずみ自然塾は、入間川・越辺川荒川クリーン協議会不法投棄物の一斉撤去事業に参加して高麗川の清掃を行いました。当日は風が強く寒い中、参加者は日頃から利用している高麗川のために一生懸命ゴミ拾いを行っていました。

日時

平成29年11月11日(土曜日)午前9時から午前10時20分まで

場所

高麗川(粟生田大橋周辺)

活動報告
  • いずみ担当区分ではごみ袋(大)6袋分のゴミを拾うことが出来ました。
活動風景

ゴミ拾いの様子
ゴミ拾いの様子

 

第9回 高麗川の昆虫

第9回いずみ自然塾は、高麗川の虫についてです。講師の館長から昆虫ごとに観察できる場所や時期、特徴について説明がありました。受講者の皆さんは蝶ごとに食草が違うこと、絶滅危惧種の昆虫が高麗川にたくさんいることなど、多くのことに驚いていました。

日時

平成30年1月21日(日曜日)午前10時から午前11時30分まで

場所

環境学館いずみ学習室

活動報告
  • 四季を通して見られる昆虫についての説明
  • 高麗川で見られる絶滅危惧種の蝶は13種類。蝶以外も合わせると20種。
    (コツバメ、オオミドリシジミ、ウラナミアカシジミ、ウラゴマダラシジミ、ウラギンヒョウモン、ミスジチョウ、アサマイチモンジ、ジャノメチョウ、ヒオドシチョウ、オオムラサキ、コムラサキ、ミヤマセセリ、ギンイチモンジセセリ)
活動風景

蝶の標本を使った説明の様子 

蝶の標本を使った説明

 

第10回 越辺川のコハクチョウ

第10回いずみ自然塾は毎年コハクチョウが飛来する越辺川へ行き、バードウォッチングを行いました。今回の講師は鳩山野鳥の会の富田恵理子さんです。風が強く、寒い中行われたバードウォッチングでしたが、26種の野鳥を観察することが出来ました。受講者はコハクチョウが着水する姿やたくさんのカモ達が一斉に飛び立つ姿を見て、歓声を上げていました。

日時

平成30年2月18日(日曜日)午前9時から正午まで

場所

環境学館いずみ学習室、越辺川(小沼周辺)

活動報告

観察できた野鳥

  • アオサギ、アオジ、オオタカ、オオバン、オナガガモ、カイツブリ、カシラダカ、カルガモ、カワウ、コガモ、コサギ、コハクチョウ、シメ、シロハラ、セグロセキレイ、ダイサギ、ツグミ、トビ、ハイタカ、ハクセキレイ、ハシボソガラス、ホオジロ、マガモ、ムクドリ、モズ、イカルチドリ
活動風景

バードウォッチングの様子
バードウォッチングの様子

 

第11回 いずみ自然塾フォーラム

いずみ自然塾2年間のまとめとしてフォーラムを行いました。今までお世話になった講師をお呼びして、それぞれの専門的な立場から坂戸の自然や私たちができることについてお話を伺いました。様々な視点から坂戸の自然を見ることで、自然の魅力や今後の課題などを改めて確認することが出来ました。

日時

平成30年3月11日(日曜日)午前9時30分から午後0時30分まで

場所

環境学館いずみ学習室、越辺川(小沼周辺)

活動報告

各先生にそれぞれの分野から見た坂戸の自然や特徴についてまとめの意見をいただきました。

活動風景

講義の様子
講義の様子